ラグビーの試合、東芝府中トヨタNECヤマハ発動機を見た。この4チームでは、NECラグビーが好きだ。東芝はモールで今季二冠。モールはすごい。しかし、モール以外があまりぱっとしないように感じた。トヨタは接点の激しさが売り。今季もっとも反則しているチームでもある。基本的にはディフェンスのチームのように思う。廣瀬のペナルティーキックでちょこちょこ加点しながら、後半の勝負どころでフィジー人の足の速いスーパーサブが出てくる。ヤマハはこの四チームでは一番見劣りする。総合力として低いように思う。NECはキックが多くFWでもバックスでも攻める。DFもよい。バランスがよいように感じた。現役バリバリの南アフリカ代表もいる。
日本は2011年にラグビーのW杯を誘致しようと試みているようだ。しかし、日本代表は最近ぱっとしない。現在のラグビートップリーグは、サッカーで言えば、2,3年目のJリーグだろうか。プレミアリーグを見たことがあるので日本のトップリーグと比較すると、プレミアのチームはNECのようなバランスのよさで、トヨタぐらいに激しく、モールも使う。つまり、日本の各チームが売りとしていることは、プレミアのチームはそこそこ兼ね備えているように思う。そして体の小さな選手でもがっしりとしている。数値では表れない芯の強さがある。これらはプロリーグの年季の差、そしてラグビー人気の差だろう。日本は大丈夫か?危ういと思う。年季は勝手に積み上がるが、ラグビーには人気が無い。