八時前起床。朝から寒くてテンションが低い。雨も降っていて、あまり出かける気がしなかったが、チケットがあるので、ごろごろしていた自分を奮い立たせて西京極へ行くことにする。行こうと決意したらしたで、ユニが見つからなかったりするものである。そして、寒いせいで、どんな服装で行くか迷う。僕はあまり秋が好きでないが、それは服装の選択に迷うからだ。少し厚着をしていくと暑かったりするし、少しばかりの厚着では寒かったりするのである。秋という単一の概念で二パターンの服装を考えなければいけないのは、はっきり言って不合理だし、面倒くさい。
で、少し薄着で出かける。が、失敗だった。電車の中は良かったが、外は寒い。四条烏丸近くの吉野家豚キムチ丼とかを食べてみたが焼け石に水。一時過ぎにスタジアムに着いてバックスタンドに陣取る。ゴール裏は昇格がかかる一戦に熱気があったが(今まで出一番声が出ていた)、間もなく体が冷えた。寒くて、応援どころではない。雨もぽつり、ぽつりときている。前半二十分ぐらいに、席を立ち、ポンチョを買いに行く。これが正解だった。ウィンドブレーカー代わりになって、だいぶぬくい。
試合は前半終了間際にパウの得点で先制。後半にまたもやパウが追加点を取って楽勝かと思いきや、水戸の攻勢の前に押し込まれ始める。そして、代わって入ってきた水戸の新外国人ファビオにあっさり点を取られた。相変わらず、厳しさの無いDFだ(苦笑)。その後もひやひや物だったが、交代で入った美尾が左サイドをドリブルで突破して上げたグラウンダー気味のクロスを、これまた交代で入った星がロスタイムに決めて試合終了。昇格決定。
試合後のセレモニー、行政やら商工会議所のお偉いさん方が祝辞を述べた後、柱谷監督の挨拶。短い感謝の言葉の後に「京都に専用スタジアムを作りましょう!」で締め。したたか。京都出身だけに、京都にサッカーを根付かせようという熱意があるんだろうな。その後、選手がグラウンドを周って終了。
河原町に戻って、ユニクロへ。あまりに寒いので、インナーを買って着込む。次いで、靴を見に行く。いいと思うものは、大概売り切れている。仕方が無いので、試し履きをしながら、店員のおっちゃんに手入れの仕方とか色々と教えてもらう。すると、革の風合いだけしっくりこなかった靴を、その風合いを変えてくれるとのこと。さっそく購入して変えてもらう。こんなに簡単に変わるなら、自分で手入れして遊ぼうかと思った。その後、阪急に乗って梅田へ。