衝動とか欲求といった自分の内から湧き出すオリジナルな動因(たとえそれが外的刺激によってもたらされるものだとしても、胸の内にあるものはオリジナルだと思う)というのは、継続的ではない(心理状態が一つの状態に維持されるというのはありえない)。だから、自分の中の“取っ掛かり”が芽生えたときにそれを大事に育ててやらなあかんのだろうなぁ、と最近思うようになった。せっかく芽が出たのに、何かに埋もれて見えなくなったとか、何も生み出さんよと投げ出すとかして、育ててやるのを忘れて腐らせる(結果的に育たなかった、とは違う)と、つまるところ、自分が腐るのだと思う。自分をもっと大事にしてやらんとな。