出勤。仕事の進捗状況によっては、明日休みを取ろうかと思いながら仕事をする。そこそこキリが良かったので、明日休みを取ることにした。終業後、家に帰るのも面白くなかったので、あてどなく駅辺りをうろうろする。特に収穫も無い帰り際、本屋に寄ると、昨年に子供さんが生まれた同期が子育て関係のコーナーで熱心に立ち読みをしていた。何を読んでいたかは遠目から定かではなかったが、彼の育児への姿勢が感ぜられて(僕の妄想かもしれないが)、妙に充実した感覚を覚える。声をかけるのも無粋かと思い、僕は僕で本を買って、さっさと店を後にした。