仕事を始めてから、子育てをしている人と接する機会ができるようになった。そういった人たちの話を聞くと、子育ては苦労の塊だと思うようになった。実際に、注意して2〜3歳前後の子供を連れている親を観察していると(僕の職場の隣には保育所があって、観察対象には事欠かない)、動きが不規則、発語はしているようだが意味としてまとまならない、困ったときは泣き叫ぶ(それも心に引っかかるように)といった特徴を有している。中途半端に意志を有した得体の知れない生き物を四六時中相手しているのは、尊敬に値すると思う。