八時起床。家の片付けを手伝ったり、ごろごろしたり。窓を網戸にしてベッドで寝転んでいると、頭の向こうの網戸の、そのまた向こうに、カナブンか何か甲虫の重い羽音が行ったりきたりする。一過性では無い暑さと感じ合わせてみると、夏が近いのだなと思った。僕は夏が好きである。昼から去年買ったサンダルを洗う。部屋をほんの少しだけ片付ける。少しばかり暇を持て余したので、久々に日記を付けてみる。