久しぶりに大学時代に下宿していた辺りをうろうろしてみた。僕自身が学生時代とは大分変わったから、あの頃の風景が少しは違って見えるかと思っていたのだけど、
全然そんなことはなかった。
率直に言って、非常に危険だった。何も変わらなくて何も動けなかったあの頃の感覚に吸い戻されそうになった。ふわふわと仰向けに倒れこんで、背中が地面に縫い付けられていくような。よく食べに行っていた食堂でB(定食)の小を頼み、いつもそうしていたように店に置いてある雑誌を読みながら昼食を済ませて、その場を後に。
案外、言うほど変わってないのかもしれない(苦笑)